心臓血管麻酔専門医試験⑨
- 2016/11/02
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11月7日土曜日に心臓血管麻酔専門医試験があります。
私は去年受験したのですが、弊社に登録していただいている先生何人かにどんな勉強をしたのか、どんな問題がでたのかというご質問があったので、まとめてみます。
まず心臓血管麻酔専門医試験の合格率ですが、
2012年度 合格率86.5%
2013年度 合格率84%
2014年度 合格率87%
ということで、JBPOTの
2012年度 合格率55.5%
2013年度 合格率48.1%
2014年度 合格率57.1%
と比較するとかなり高い合格率のようです。
試験時間:120分
試験形式:CBTによる筆記試験(選択式)
問題数:80問(知識問題 55~60問、臨床問題 20~25問)
問題の形式:選択肢は5つ。出題形式は正しいものor誤っているものを1つor2つ選べ
2つの場合は2つとも合っている場合のみ正解 とする
旭川医科大学の麻酔科のサイトの心臓血管麻酔専門医試験必勝法 を参考に
①日本心臓血管麻酔学会で行われた専門医コースレクチャー
②心臓手術の麻酔 第4版 監訳 新見能成 メディカル・サイエンス・インターナショナル
③内容を知っておくべき診療ガイドライン
④人工心肺その原理と実際 の重要度AとBのところのkeypointのみ
を主に勉強しました。
医師の仕事もアネスアルファ の仕事も両立していたため時間もなく、推薦教科書は読む時間がありませんでした。
受験して思ったことは①の専門医コースレクチャーの内容がかなり出題されていました。
コースレクチャー中に、ある先生がこの講義は80問中の10問はヒントになりますとおっしゃっていたのですが、実際試験では10問がそこのところから出題されていました。