心臓血管麻酔専門医試験②
- 2015/11/02
- BLOG
去年出題された問題の内容でポイントになったところを思いつく限り書いておきます。 &n …
妊娠初期の女性、心室中隔欠損、大動脈弁尖逸脱あり、中等度ARあるがVSDのフローは認められない。普段の生活では全く症状なし。この妊婦さんに説明する内容として正しいものはどれか
抗凝固療法をしましょう
妊娠を終了しましょう
ACE阻害薬を内服しましょう
妊娠後期に利尿薬が必要となることがあります
感染性心膜炎の予防のため抗菌薬を投与しましょう
脊髄虚血予防のための処置でクラスIはどれか1つ選ぶ
脳脊髄液ドレナージ
MEP
昇圧
胸腹部大動脈瘤・分離体外循環の際にMEPが上肢では正常であるが下肢では低下した。血圧70くらい、Hb6くらい、体温35度。行うべき処置を2つ
体温を上げる
輸血
昇圧
ASでAVR予定の患者において正しいもの2つ
術前検査で冠動脈狭窄が見つかったらPCIを行う
安静時で症状がないことは手術適応に影響する
中等度ASでも突然死のリスクは上昇する
肺動脈楔入圧による推定LVEDPを実際のLVEDPより過小評価してしまう病態
AR
TR
MSなど
TRALIとTACOについて比較した表になっており、表にうまるものの組み合わせを選ぶ
白血球数はどうなるか
血圧はどうなるか
熱は出るか
利尿薬の効果はあるか
BNPはどうなるか
CABGの動脈グラフトの攣縮予防に使用しない薬剤を1つ選ぶ
ジルチアゼム
プロプラノロール
ミルリノン
ニトログリセリン
パパベリン
ACTについて
抗リン脂質抗体症候群では延長する
機械ごとに測定値の差がある
カオリンを用いるのはどんなとき
セライトを使用するのはどんなとき
血小板数が減少すると延長する
2016 ACC/AHA DAPTガイドライン内に記載がないものはどれか
BMS留置後1ヶ月DAPT継続
DES留置後半年のDAPT継続
CABG後半年のDAPT継続
ACSに対するインターベンション後1年のDAPT継続
DES留置後の患者、DAPT継続中。2ヶ月後に胃に良性腫瘍が見つかった。患者希望で早期に手術を行うこととなり、腹腔鏡下手術を予定された。この患者に対して適切なものを選ぶ
そのまますぐ手術をする
DAPTを中止してすぐ手術する
3ヶ月後にDAPTを継続したまま手術
3ヶ月後にバイアスピリンのみ継続して手術
1年後にクロピドグレル終了後に手術する
HIT患者で、HIT抗体が陰性になるのはおおよそどれくらいあとか。
3日後
3週間後
3ヶ月後
半年後
1年後
大量出血時、最初に危機的レベルに下がる因子はどれか
血小板
フィブリノーゲン
第7因子活性 など